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停電は何日続く?東日本大震災・北海道ブラックアウト・台風15号の記録

この記事はAIによる下書きをもとに作成しています。詳しくは開示ページをご覧ください。

電源は「何時間分」あれば安心か、を実際の停電で確かめる

前回の容量別ポータブル電源の選び方では、容量帯ごとに冷蔵庫が何時間動くかを計算した。ただ、その数字が本当に安心につながるかどうかは、実際の停電がどれくらい続くかにかかっている。数時間で復旧するのか、それとも数日、あるいは1週間以上に及ぶのか。過去の大規模停電の公式記録を見ていく。

東日本大震災(2011年3月) — 東京電力管内は8日、東北電力管内は3ヶ月

2011年3月11日の発災直後、東北電力管内で最大約466万戸、東京電力管内で最大約405万戸が停電した。東北電力管内は発災3日で約8割、8日で約94%が解消したが、内閣府中央防災会議の資料によれば、復旧作業に着手できる地域がすべて復旧したのは発災から約3ヶ月後の6月18日だった。東京電力管内は3月19日、発災から8日で復旧を完了している。

北海道胆振東部地震(2018年9月) — 道内全域が18分で停電、大部分は45時間で復旧

2018年9月6日3時7分の発災から、わずか18分後の3時25分に北海道内のほぼ全域、約295万戸が停電する「ブラックアウト」が発生した。経済産業省の検証委員会報告書によれば、一般家庭への送電が完了したのは発災から約45時間後。ただし完全に停電が解消したのは10月4日で、発災から1ヶ月近くにわたり一部地域で停電が残った。

台風15号(2019年9月、千葉) — 99%解消まで約280時間、11.7日

記録的な暴風となった令和元年房総半島台風では、千葉県を中心に最大約93万戸が停電した。資源エネルギー庁の解説によれば、停電件数がピーク時と比較して99%解消するまでにかかった時間は約280時間、日数にして約11.7日。倒木による電柱の損壊(1,996本)が多く、被害確認と復旧作業に時間がかかったことが長期化の要因とされている。なお電力会社の「停電解消」という発表は高圧線の復旧を指し、個別の住宅につながる低圧線が損傷していると停電が続く「隠れ停電」も報告されている。

大規模停電、復旧までの時間(出典: 内閣府中央防災会議資料/経済産業省 電力レジリエンスWG検証結果/資源エネルギー庁「台風と電力」)
大規模停電、復旧までの時間(出典: 内閣府中央防災会議資料/経済産業省 電力レジリエンスWG検証結果/資源エネルギー庁「台風と電力」)

「数時間で終わる」とは限らない

3つの事例を並べると、停電が終わるまでの時間には大きな幅があることがわかる。東京電力管内では8日、北海道は大部分が45時間、千葉県では約280時間。前回の記事で紹介した容量帯で計算し直すと、当サイトが扱う最大容量(4096Wh)のポータブル電源でも、冷蔵庫だけを動かし続けた場合の稼働時間は約99〜105時間。台風15号の280時間や、東日本大震災・東京電力管内の192時間(8日)には届かない。

ポータブル電源だけで乗り切ろうとしない

ポータブル電源は、停電の立ち上がりの数時間〜数日を乗り切るための備えとして現実的だが、1週間を超えるような大規模災害の全期間をポータブル電源だけで賄うのは難しい。停電が長期化しそうな場合は、給水拠点や避難所の情報、携帯電話の充電スポットなど、自宅の外の備えも並行して調べておきたい。まずは自分の使いたい家電と容量の組み合わせを稼働時間計算機で具体的に確認し、そのうえで「どこまでを電源で、どこからを別の備えでカバーするか」を考えるのが現実的だ。

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